【体験談】中小企業診断士1次試験の勉強時間は800時間もいらない!

中小企業診断士1次試験に必要な勉強時間と実際の点数
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中小企業診断士の1次試験って難しい?

どのくらい勉強したら合格できる?

働きながら中小企業診断士の受験を考えている方にとって、勉強時間の目安は気になるポイントです。

結論から言うと、1次試験の合格には少なくとも500~700時間の勉強時間が必要です。

本記事では、知識ゼロから中小企業診断士1次試験に合格した私の、リアルな勉強時間と点数を科目別に紹介します。

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まるさん
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  • 中小企業診断士1次試験を知識ゼロから一発合格
  • 7科目すべて60点以上/総得点500点越え
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目次

中小企業診断士1次試験の合格に必要な勉強時間は?

結論から言うと、中小企業診断士1次試験の合格に必要な勉強時間は「500~700時間」です。

悩んでいる人
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他のサイトでは「800~1,000時間」と書かれているよ。
どっちが正解なの?

確かに、多くのサイトで「1次試験の合格には800~1,000時間の勉強が必要」と書かれています。

私もこの情報を鵜呑みにし、1次試験の合格までに800時間以上勉強しました。

しかし、振り返ってみると

800時間も勉強する必要はなかった…

と少し後悔しています。

ここからは、私自身の体験をふまえて、中小企業診断士1次試験の合格に必要な勉強時間について解説します。

【体験談】中小企業診断士1次試験の合格までにかかった勉強時間

私が中小企業診断士を初めて受験したのは令和4年度で、その年の1次試験に一発で合格しました。

1次試験に一発合格できたものの、勉強時間を確保するのに苦労したのをよく覚えています。

ここでは、私が1次試験合格までにかかったリアルな勉強時間を紹介します。

私の受験時の状況

中小企業診断士の勉強を始めた当時の私は、次のような状況でした。

  • 知識ゼロ
  • 独学
  • 3月から勉強開始

内容は初めて勉強するものばかりで、自分の知識や経験を活かせる科目はありませんでした。

勉強を開始したのも試験の5ヶ月前だったので、「本当に合格できるのかな?」と不安もありました。

しかし、このような状況でも、知識ゼロから1次試験に合格することは十分に可能です。

【科目別】1次試験の勉強時間と得点

私が中小企業診断士1次試験の合格までに費やした勉強時間は「846時間」です。

得点は7科目で「506点」でした!

まるさん
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科目ごとに勉強時間と得点の内訳を見てみましょう。

試験科目実際の勉強時間得点
経済学・経済政策117時間84点
財務・会計138時間68点
企業経営理論174時間70点
運営管理131時間75点
経営法務121時間80点
経営情報システム102時間64点
中小企業経営・中小企業政策63時間65点
中小企業診断士1次試験の実際の勉強時間と得点(科目別)
試験科目実際の勉強時間得点
経済学・経済政策117時間84点
財務・会計138時間68点
企業経営理論174時間70点
運営管理131時間75点
経営法務121時間80点
経営情報システム102時間64点
中小企業経営・政策63時間65点
中小企業診断士1次試験の実際の勉強時間と得点(科目別)

「財務・会計」「企業経営理論」「運営管理」は、2次試験に関連がある重要な科目です。

そのため、他の科目よりも多めに勉強時間を確保しました。

当時を振り返ってみて、ひとつアドバイスがあります。

まるさん
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1次試験の合格のために800時間も勉強する必要はない!

これは、1次試験の合格基準と私の得点を比べてみると明らかです。

1次試験の合格基準は「7科目合計420点以上」かつ「各科目40点以上」です。

第1次試験の合格基準は、総点数の60%以上であって、かつ1科目でも満点の40%未満のないことを基準とし、試験委員会が相当と認めた得点比率とします。

引用:試験に関するよくある質問(FAQ)

私は「7科目合計が506点」かつ「一番低い科目で64点」なので、かなり余裕をもって1次試験に合格しています。

知識ゼロからでも、1次試験の合格に800時間は必ずしも必要ではありません

参考:2回目の1次試験の勉強時間と得点

1次試験の合格後、令和4年度と令和5年度の2次試験は不合格でした。

そのため、令和6年度に2回目の1次試験を受験しました。(5科目のみ)

その際の勉強時間と得点は、以下のとおりです。

試験科目実際の勉強時間得点
経済学・経済政策
財務・会計11時間76点
企業経営理論14時間75点
運営管理
経営法務48時間68点
経営情報システム29時間76点
中小企業経営・中小企業政策33時間74点
2回目の1次試験に費やした勉強時間と得点(科目別)
試験科目実際の勉強時間得点
経済学・経済政策
財務・会計11時間76点
企業経営理論14時間75点
運営管理
経営法務48時間68点
経営情報システム29時間76点
中小企業経営・政策33時間74点
2回目の1次試験に費やした勉強時間と得点(科目別)

1回目の知識が残っていたので、勉強時間を大幅に短縮できました。(5科目で合計135時間)

簿記2級とITパスポートを取得したのも大きかったです!

まるさん
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他の受験生たちの勉強時間も見てみましょう!

まるさん
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中小企業診断士1次試験の平均的な勉強時間|受験生の口コミを紹介

中小企業診断士1次試験の合格に必要な勉強時間は、人によってさまざまです。

勉強時間が異なるのは、次のように前提条件や学習スタイルが異なるためです。

  • 知識ゼロから独学で勉強している
  • ある程度の知識や経験がある
  • 通信講座や通学講座を利用している

参考までに、いろいろな受験生の勉強時間をチェックしてみましょう。

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参考までに、いろいろな受験生の勉強時間をチェックしてみましょう。

1次試験の勉強時間に関する口コミ一覧

口コミから、200時間程度で合格した人もいれば、合格までに1,500時間以上勉強した人もいます。

合格者の勉強時間には幅がありますが、

500~700時間の勉強で合格している人が多い

ことがわかります。

独学と通信講座で勉強時間はどう変わる?

ここでは、次の2つのケースにわけて、中小企業診断士1次試験の合格に必要な勉強時間を解説します。

  • 独学で勉強する場合
  • 通信講座を利用する場合

それぞれの勉強時間の目安をチェックし、自分に合った勉強方法で合格を目指しましょう。

独学の場合は「600~700時間」

独学の場合、中小企業診断士1次試験の合格に必要な勉強時間は「600~700時間」です。

1次試験は全部で7科目あるため、1科目あたり約100時間がひとつの目安です。

科目ごとの目安はこちら!

まるさん
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試験科目勉強時間の目安
経済学・経済政策80時間
財務・会計120時間
企業経営理論120時間
運営管理100時間
経営法務80時間
経営情報システム100時間
中小企業経営・中小企業政策60時間
科目ごとの勉強時間の目安
試験科目勉強時間の目安
経済学・経済政策80時間
財務・会計120時間
企業経営理論120時間
運営管理100時間
経営法務80時間
経営情報システム100時間
中小企業経営・政策60時間
科目ごとの勉強時間の目安

2次試験と関連がある科目を中心に、メリハリをつけて勉強しましょう。

悩んでいる人
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じゃあ、週にどのくらい勉強すればいいの?

勉強を始める時期によって、週に必要な勉強時間は異なります。
試験日は毎年8月上旬だから…

まるさん
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勉強を始める時期週に必要な勉強時間
令和7年6月11時間
7月12時間
8月13時間
9月14時間
10月15時間
11月17時間
12月19時間
令和8年1月21時間
2月25時間
3月29時間
4月36時間
5月48時間
勉強を始める時期週に必要な勉強時間
令和7年6月11時間
7月12時間
8月13時間
9月14時間
10月15時間
11月17時間
12月19時間
令和8年1月21時間
2月25時間
3月29時間
4月36時間
5月48時間

今から勉強を始めるなら、週17時間の勉強時間を確保しましょう。

まるさん
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具体的な勉強スケジュールは、次のようなイメージです。

【例:Aさん(11月から勉強開始)】
月曜日:1.5時間
火曜日:1.5時間
水曜日:1.5時間
木曜日:1.5時間
金曜日:休み
土曜日:7時間
日曜日:4時間

平日に少しずつ、土日にまとめて勉強する受験生が多い印象ですが、仕事との両立は簡単ではありません。

とくに独学の場合は、情報収集や理解に時間がかかるため、早めのスタートがおすすめです。

それでも勉強時間が足りないと感じる方は、以下の選択肢も視野に入れてみましょう。

  • 通信講座を利用する
  • 科目合格狙いで受験する
  • 翌年度の受験に切り替える

私は独学でしたが「通信講座だったら、もっと効率よく合格できたかも…」と少し後悔しています。

独学はなかなか大変でした…

まるさん
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通信講座の場合は「500~600時間」

通信講座を利用した場合の勉強時間は「500~600時間」が目安です。

独学よりも100時間以上短縮できる点が大きなメリットです。

勉強を始める時期週に必要な勉強時間
令和7年6月9時間
7月10時間
8月11時間
9月12時間
10月13時間
11月14時間
12月16時間
令和8年1月18時間
2月21時間
3月25時間
4月31時間
5月40時間
勉強を始める時期週に必要な勉強時間
令和7年6月9時間
7月10時間
8月11時間
9月12時間
10月13時間
11月14時間
12月16時間
令和8年1月18時間
2月21時間
3月25時間
4月31時間
5月40時間

今から通信講座で勉強を始めるなら、目安は週14時間です!

まるさん
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個人的には、独学よりも通信講座をおすすめしています。

理由は次の2つです。

  • 過去問分析や出題傾向に沿ったカリキュラムで、無駄が少ない
  • 浮いた時間を2次試験の対策に回せる

中小企業診断士試験は、1次試験に合格して終わりではありません。

むしろ「2次試験が本番」と言われています。

私は、独学で1次試験に合格できたものの、2次試験対策を十分にできず、結果不合格となりました。

だからこそ、効率よく1次試験を突破し、いかに2次試験の勉強時間を確保できるかがとても重要だと考えています。

実は独学よりも安い通信講座があります。
さっそくチェックしてみましょう!

まるさん
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中小企業診断士1次試験の勉強時間に関するよくある質問

最後に、中小企業診断士1次試験の勉強時間についての疑問に、Q&A形式で回答します。

4月から1次試験の勉強を始めても間に合う?

はい、4月からでも十分に間に合います。

実際、ゴールデンウィーク明けから勉強を始めて合格した方もいます。

ただし、短期間で合格を目指すには、勉強時間の確保や通信講座の活用など工夫が必要です。

仕事をしながらでも合格できる?

はい、仕事をしながらでも十分に合格は可能です。

受験生の多くは30~40代の社会人で、早朝・夜間・通勤中などのスキマ時間を活用しながら勉強しています。

家庭のある方は、パートナーや家族の協力を得て勉強時間を確保しているケースも多く見られます。

1次試験に独学で合格するのは無理?

独学でも合格は十分可能です。

ただし、1次試験合格後にはさらに難易度の高い2次試験が控えています

「効率よく1次試験を突破して2次試験の勉強時間を確保する」という意味では、通信講座を検討してみてもよいでしょう。

どの科目から勉強を始めたらいい?

2次試験と関連性の高い科目から始めるのがおすすめです。

とくにおすすめなのは「企業経営理論」と「財務・会計」です。

逆に、2次試験と関連の薄い科目は後回しでも問題ありません。

持っていると有利な資格は?

簿記2級」や「ITパスポート」があると有利です。

これらの資格は、1次試験でとくに難易度が高い「財務・会計」や「経営情報システム」の理解に役立ちます。

時間に余裕がある場合は、事前に取得しておくのもおすすめです。

【まとめ】効率よく勉強して中小企業診断士1次試験に最短で合格!

今回は、中小企業診断士1次試験の合格に必要な勉強時間について解説しました。

この記事でわかること

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中小企業診断士の1次試験は暗記中心のため、勉強すればするほど合格に近づきます。

ただし、非効率なやり方で時間をかけすぎると、2次試験対策が疎かになる恐れもあります。

だからこそ、効率よく1次試験を突破することが大切です。

ストレート合格を目指すなら、1次試験の段階から2次試験を見据えた勉強計画を立てることがポイントです。

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