本記事では、このような悩みを解決できます。
【簡単に】大原の中小企業診断士講座とは…
・新感覚Web通信講座「パススル」
・料金が安い
・スマホ1つでいつでもどこでも勉強できる
・講師が親身に対応してくれると評判!
・合格実績が公表されていない点に注意
【簡単に】大原の特徴は?
・新感覚Web通信講座「パススル」
・料金が安い
・スマホ1つでいつでもどこでも勉強できる
・講師が親身に対応してくれると評判!
・合格実績が公表されていない点に注意
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この記事でわかること
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- 中小企業診断士1次試験を知識ゼロから独学で一発合格
- 中小企業診断士2次試験を2回受験
2024年8月に新感覚Web通信講座「パススル」がリリースされ、大原の中小企業診断士講座が大きく変わりました。
そこで今回は、大原の中小企業診断士講座がどのように変わったのかをわかりやすく解説します。
この記事を読めば、大原の特徴はもちろん、注意すべき点やおすすめな人もわかるので、ぜひ参考にしてください!
【一覧】大原の中小企業診断士講座の特徴
まず、大原の中小企業診断士講座「パススル」と他の通信講座をざっくり比較してみます。
気になる特徴をクリックしましょう。
特徴 | 資格の大原 | スタディング | 診断士ゼミナール |
---|---|---|---|
料金 | 7.5万円 | 5~8万円 | 5~6万円 |
合格祝い金 | なし | 1万円 | 最大3万円 |
テキスト | オンライン版 | オンライン版 | オンライン版 |
過去問・答練 | 過去問+オリジナル | 過去問+オリジナル | 過去問中心 |
講師 | |||
添削指導 | あり | あり | あり |
合格メソッド | ー | スキマ時間を活用 | ー |
サポート体制 | 個人カルテ/自習室 | AI機能が充実 | 3年間受講延長無料 |
合格実績 | (非公表) | 247名合格 | 156名合格 |
評判・口コミ |
特徴 | 資格の大原 | スタディング | 診断士ゼミナール |
---|---|---|---|
料金 | 7.5万円 | 5~8万円 | 5~6万円 |
合格祝い金 | なし | 1万円 | 最大3万円 |
テキスト | オンライン版 | オンライン版 | オンライン版 |
過去問・答練 | 過去問+オリジナル | 過去問+オリジナル | 過去問中心 |
講師 | |||
添削指導 | あり | あり | あり |
合格メソッド | ー | スキマ時間を活用 | ー |
サポート体制 | 個人カルテ/自習室 | AI機能が充実 | 3年間受講延長無料 |
合格実績 | (非公表) | 247名合格 | 156名合格 |
評判・口コミ |
残念ながら、大原はおすすめ通信講座ランキング最下位です…
ランキング1位はあの講座!
安さが魅力の新コース「パススル」
大原の中小企業診断士講座の料金は、以下の通りです。
1次試験対策:60,000円
2次試験対策:32,000円
1・2次試験対策:74,800円
他社の中小企業診断士講座の、1・2次試験対策の費用相場は次の通りです。
スタディング、診断士ゼミナールなど:5~8万円
クレアール、アガルートなど:10~19万円
TAC、LEC、その他通信講座:20~30万円
以前は大原には様々なコースが用意されており、1・2次試験対策の受講料が10~27万円と幅がありました。
しかし、2025年試験対策から1・2次試験対策が1コースだけに減少しました。
その受講料は74,800円です。
講座の大幅な変更により、スタディングや診断士ゼミナールと並ぶほど低価格になりました。
しかし、スタディングや診断士ゼミナールと異なるのは大原の中小企業診断士講座には合格祝い金がないところです。
分かりやすい「テキスト&講義」
大原の中小企業診断士講座のテキストはデジタルテキストです。
以前は冊子版のテキストでしたが、2025年度目標からデジタルテキストとなりました。
そのため、冊子版テキストが欲しい場合は別途購入する必要があります。
・テキスト(1次対策7冊、2次対策1冊):39,600円
・問題集(1次対策7冊、2次対策1冊):39,600円
購入できるテキスト・問題集は次の4種類です。
・1次デジタルテキスト
・1次Web問題集
・2次デジタルテキスト
・2次デジタル過去問題集
テキストは大原オリジナルで、フルカラー&豊富な図表で初学者でも理解しやすいテキストとなっています。
テキストだけでなく講義もとてもわかりやすいです。
- 1動画は約5分
- 講義映像は「フルカラー」×「アニメーション」
- 講義のチャプターごとにミニテストや○×問題
講義は視覚的にとても見やすく1動画も短いため、通勤時間や休憩時間などのスキマ時間でも視聴しやすいです。
講義ごとに要点がまとまっていて、理解度を確認できるミニテストや○×問題などですぐに復習もできます。
講義はダウンロード可能で、外出先でも通信量を気にせず視聴できます。
アウトプット重視の「演習」
大原の中小企業診断士講座では、Web問題集・過去問題演習・模擬試験など充実した演習を受けることができます。
以下は、1次・2次試験対策コースのカリキュラムです。
まず、1次試験対策・2次試験対策ともに「講義→デジタルテキスト→Web問題集」を繰り返して基礎的な部分を学習します。
直前期には過去問題演習や模擬試験で基礎を復習し、中小企業診断士合格に必要な応用力を養うカリキュラムです。
Web問題集(Webテスト)・模擬試験のほかにデジタル過去問題集もあります。
1次試験対策のカリキュラムに過去問演習は含まれていないので、各自で取り組むことになります。
模擬試験は1次対策で3回、2次対策で2回実施され、他社の通信講座よりも回数が多いのが特徴です。
受講生と距離が近い「講師」
大原の中小企業診断士講座の講師についての情報は、ホームページ等にはありません。
しかし、資料請求で届いた冊子に掲載されている合格者の声によると、講師の評判はかなり良いです。
講師について特に評価されていたのは「親身に・丁寧に対応してくれる」ところです。
中小企業診断士2次試験は正解が発表されない試験であるため、「この勉強の進め方でいいのかな…」など不安になることが多々あります。
大原の講師はひとりひとりの悩みや不安に寄り添って親身に対応してくれるととても好評です。
実際の合格者の声をいくつか紹介します。
特に良かった点は先生方との距離の近さだと思います。講義後には気兼ねなく質問でき、親身にアドバイスしてくださり、合格まで導いていただきました。
資格の大原 中小企業診断士講座 資料請求 合格者の声
初学者の私にも理解しやすい講義であることと講師の先生に直接質問できることが良かったです。
資格の大原 中小企業診断士講座 資料請求 合格者の声
徹底した「添削指導」
大原の中小企業診断士講座では、とても丁寧な添削指導を受けることができます。
大原の添削指導には次のような特徴があります。
- すべての解答に添削(コメント)してくれる
- 減点ポイントを教えてくれる
- 他の受講生の出来を知ることができる
上の2つは他の通信講座にもよくある特徴で、自分の解答のダメなところや改善点をアドバイスしてくれます。
大原で特徴的なのは、3つ目の「他の受講生の出来を知ることができる」ところです。
写真のように、他の受講生の採点結果を集計して個別に成績表を送付してくれます。
そのため、他の受講生と比較して自分の立ち位置を把握することができたり、総評で丁寧なアドバイスをもらえたりします。
私が受講した「クレアールの添削指導」ではコメントしてくれない解答もありましたし、添削課題の成績表はありませんでした。
万全の「サポート体制」
大原の受講生が利用できるサポートは次の5つです。
- 専任講師による学習フォロー
- スマホを活用した学習サポート
- 2次口述試験対策
- 自習室
- 質問制度
〇専任講師による学習フォローについて
「専任講師による学習フォロー」とは
大原の中小企業診断士講座では、専任講師によるホームルームをZoomで定期的に開催しています。
また、勉強方法や勉強の進め方についての不安や悩みを相談することもできます。
学習した経験のない内容ばかりでしたが、親身に対応してくださり、最後までやりきることができました。(中略)すべてにおいて親身に対応してくださり、悩み、不安を解決することができました。
資格の大原 中小企業診断士講座 資料請求 合格者の声
特に2次試験の対応では、自分の分からないところ、考え方などについて深く理解ができるまで添削や口頭で対応していただいたことがとても良かったです。
合格者の口コミからわかるように、学習ペース配分の確認や勉強方法のアドバイス、悩みや不安の相談など中小企業診断士試験に関するすべてのことを親身にサポートしてくれます。
大原の講師は親身に対応してくれるので安心感があります。
〇スマホを活用した学習サポートについて
「スマホを活用した学習サポート」とは
大原の中小企業診断士講座が「パススル」を導入してから、次の2つの機能が使えるようになりました。
個人カルテ
…問題集の実施状況(間違えた問題など)から自分の弱点を確認することができる
学習スケジュール
…自分の生活スタイルに合わせた学習計画を自動で作成してくれる
これらのサポートはスマホですべて完結することができます。
〇2次口述試験対策について
「2次口述試験対策」とは
大原の中小企業診断士講座では、2次口述試験対策を実施しています。
具体的には、口述試験で聞かれるであろう想定問答を用意したり、Zoomで模擬試験を実施したりしています。
2次筆記試験に合格した大原のコース生はもちろん無料です!
口述試験に合格することが中小企業診断士の最終合格であるため、大原は最後まで受講生をフォローする体制が整っています。
〇自習室について
「自習室」とは
大原では、一部の教室を自習室として無料で開放しています。
教室通学の受講生だけでなくWeb通信の受講生も利用できるのが特徴です。
「自宅ではなかなか集中できない…」ときに利用することで、モチベーションを維持できます。
自習室情報はパソコンや携帯で随時確認できますが、利用するには予約が必要です。
〇質問制度について
「質問制度」とは
大原の中小企業診断士講座の質問制度は、無料・回数無制限です。
質問フォームだけでなく電話、Zoomなど、様々な手段の質問に対応してくれます。
親身に対応してくれるので、わからないところを安心して質問できます。
以前と大きく変わったのは次の3点です。
○ 「スマホを活用した学習サポート」が追加
△ 「担任制」→「専任講師による学習フォロー」に変更
× 「教室聴講制度」がなくなった
まず、新コース「パススル」の誕生により個人カルテや学習スケジュールなどスマホで学習管理ができるようになりました。
次に、各受講生に担任として専任講師が付いて学習のサポートをしてくれる「担任制」から「専任講師による学習フォロー」に変わりました。
フォローの中身はあまり変わりません。
しかし「担任制」のほうがインパクトがありました。
個人的に一番残念なのは「教室聴講制度」がなくなったことです。
【教室聴講制度】
大原の各校で開講している申込コースと同じ教室通学に無料で参加できる制度
教室講義に参加して他の受講生と情報交換したり、演習や模擬試験を教室で受けたりすることができました。
しかし現在、この制度は利用できなくなっています。
値段が安くなったのはとても魅力的ですが、この制度は残してほしかったです…
その他
現在、大原の中小企業診断士講座には次の割引制度があります。
〇大原受講生割引 受講生3%OFF
対象者:
一般価格20,000円以上の大原の講座を過去に申し込みまたは受講中の方
(ただし、申込後に取消・解約・返金をしていないこと)
対象コース:
大原講座(通学・通信)
※いずれの割引制度もキャンペーン価格や他の割引制度・特典と併用することはできません。
以前は「受講料30%OFFの再受講割引」や「受講料20%OFFの本試験経験者割引」がありましたが、2025年度試験対策から利用できなくなりました。
値段が安くなった代わりに、割引率の高い割引制度がなくなったということです。
【中小企業診断士】大原のコース一覧・料金
資格の大原が提供する中小企業診断士のコース一覧および料金は以下の通りです。
【2024年試験対策】
コース名 | 一般価格 | キャンペーン価格 |
---|---|---|
【診断士30】2次合格コース | 42,000円 | ー |
2次合格コース | 69,800円 | ー |
【2025年試験対策】
コース名 | 一般価格 | キャンペーン価格 |
---|---|---|
パススル中小企業診断士(1次) | 60,000円 | ー |
パススル中小企業診断士(2次) | 32,000円 | ー |
パススル中小企業診断士(1次・2次) | 74,800円 | ー |
【2024年試験対策】
コース名 | 一般価格 | キャンペーン価格 |
---|---|---|
【診断士30】 2次合格コース | 42,000円 | ー |
2次合格コース | 69,800円 | ー |
【2025年試験対策】
コース名 | 一般価格 | キャンペーン価格 |
---|---|---|
パススル 中小企業診断士 (1次) | 60,000円 | ー |
パススル 中小企業診断士 (2次) | 32,000円 | ー |
パススル 中小企業診断士 (1次・2次) | 74,800円 | ー |
2024年10月1日現在、大原の中小企業診断士講座では割引キャンペーンを実施していません。
そもそも大原の中小企業診断士講座で割引等のキャンペーンが実施されているところを見たことがありません。
しかし、とあるイベントに参加すると割引クーポンが貰えます。
それは「資格フェス」というイベントです。
資格フェスについての詳細は、次の通りです。
「資格フェス」は、申込者1,500名を超えるオンライン開催の大型ウェブセミナー。
資格別に合格のポイントや勉強法など役に立つ情報を教えてくれます。
【特徴】
その1:参加費無料
その2:入学金6,000円OFFクーポンプレゼント
その3:受講料5%OFFクーポンプレゼント
※クーポンは、ウェビナー視聴後のアンケートに回答したら貰えます。
※クーポンは、インターネット申し込み時のみ有効です。
※受講料5%OFFクーポンはキャンペーンや他の割引制度との併用はできません。
「資格フェス」はいつ開催されるの?
「資格フェス2023.夏」や「資格フェス2024.春」など季節ごとに開催されます。
今年はすでに、
・資格フェス2024.新春(2024年1月6日~1月31日)
・資格フェス2024.春(2024年3月16日~5月31日)
・資格フェス2024.summer(2024年8月1日~9月16日)
の3回開催されました。
次は冬(12~1月)に開催される可能性が高いです。
資格の大原で中小企業診断士の合格を目指す人は、講座を申し込む前に必ず入学金や受講料割引のクーポンをGETしましょう。
ただし、クーポンには有効期限(資格フェスが終わってから2~3週間後まで)があるため、使用する場合は期限内に申し込むようにしましょう。
【中小企業診断士】大原の合格実績
残念ながら、資格の大原は中小企業診断士試験の合格実績を公表していません。
ここで注目してほしいのは、難関資格と言われる「公認会計士」「税理士」「社会保険労務士」「行政書士」などでは合格実績が公表されていることです。
特に、税理士と社会保険労務士の合格実績は圧倒的です。
2023年度 税理士試験
大原生官報合格占有率53.3%
(大原合格生320名/全国官報合格者600名)
2011~2023年度 社会保険労務士試験
大原生合格者累計5,038名
(2023年度 大原生合格者547名)
このことから、次の2つのことを推測できます。
- 資格の予備校として優れた実績がある。
- 中小企業診断士の合格実績を掲載できない理由がある。
1つ目は、税理士や社会保険労務士の合格実績を見てもらえればわかるように、資格の予備校として圧倒的な結果を残しているということです。
合格のためのノウハウがあり、テキストや講義、演習など講座内容が充実していることは間違いないでしょう。
2つ目は、中小企業診断士の合格実績は公表できるほど高くないかもしれないということです。
他の資格は公表しているのに中小企業診断士だけしてないのは、そういうことかもしれませんね…
中小企業診断士講座のなかで合格実績が高いのは「スタディング」です。
スタディングは令和5年度の中小企業診断士2次試験合格者数が247名で、合格実績No.1の通信講座です。
さらに、大原よりも安く購入できるため合格実績を重視したい人はスタディングの受講を検討しましょう。
大原を受講する際の注意点
大原の中小企業診断士講座はリーズナブルで、テキストや講義、添削指導などの評判が良いです。
また、講師が受講生の悩みや不安に親身に対応してくれるサポート力もあります。
しかし、大原を受講するときに注意してほしい点がいくつかあります。
・新コース「パススル」の評判が未知数
・合格実績が非公表
・受講生が少ない
・模試を会場で受験できない
それぞれの注意点について詳しく見ていきましょう。
新コース「パススル」の評判が未知数
大原の中小企業診断士講座では、2025年度試験対策からコース内容が大幅に変更されました。
【2024年度まで】
冊子版のテキストと問題集、充実した演習で着実に積み重ねる
【2025年度から】
テキスト・問題集・演習などすべてオンライン化し、スマホ・タブレットでいつでもどこでも効率的に学習
聞こえは良いですが、新コースはリリースされたばかりであるためテキストの使い勝手や講座のクオリティなどあらゆることが未知数です。
「新コースが未知数で不安…」という人は他の通信講座を検討しましょう。
実を言うと、大原には中小企業診断士講座よりひと足先に「パススル」を導入している資格講座があります。
すでに導入しているのは、簿記や社会保険労務士などの講座です。
そのため、簿記や社会保険労務士などの評判を参考に「パススル」についての情報をなるべくたくさん集めましょう。
合格実績が非公表
注意点の2つ目は、大原の中小企業診断士講座が合格実績を公表していないことです。
詳しくは「合格実績」のところで解説しています。
合格実績を公表している、もしくは合格体験記などから合格実績を推定できる通信講座は次の7つです。
〇合格実績を公表している
・スタディング
・フォーサイト
・TAC
・アガルート
・診断士ゼミナール
〇合格実績を推定できる
・クレアール
・TBC受験研究会
その中でも特に合格実績が高いのは、スタディングやTACです。
合格実績を重視したい方は、大原ではなくスタディングやTACをおすすめします。
ただし、合格実績を公表していないから合格できないというわけではありません。
実際に大原で中小企業診断士に合格している人はたくさんいます!
受講生が少ない
大原は、簿記や公認会計士など会計系の資格に強い予備校です。
また、税理士や社会保険労務士の合格者数が多く、これらの資格の講座が人気であることがわかります。
つまり、大原のなかで中小企業診断士講座はマイナー講座だと言えます。
実際に大原の口コミを調べてみたところ、社会保険労務士についての口コミは多数見られますが、中小企業診断士の口コミはあまり見られませんでした。
このことから考えられるのは、他の通信講座と比べて大原の中小企業診断士講座は受講生が少ないということです。
受講生が少ないことのデメリットは次の2つです。
・他の受講生との議論や交流が難しい
・模試を受ける人数が少なく、自分の現状を把握しづらい
「受験生同士で議論や交流をしたい」という方は、受講生が多いスタディングやTACをおすすめします。
模試を会場で受験できない
大原の中小企業診断士講座では、1次試験対策で3回、2次試験対策で2回の模試を受験することができます。
しかし、模試に関して注意しなければならないことが2つあります。
・すべての模試がWeb受験のみ
・紙の問題・答案用紙が欲しい場合、別途オプションで購入しなければならない
回数は多いですが、すべての模試がWeb上で実施されるため会場で受験することができません。
「会場で受験して本番の緊張感を体験しておきたい」という人は、追加でTACやLECの模試を受験するのがおすすめです。
【資格の大原】おすすめな人
最後に、大原の中小企業診断士講座がどんな人におすすめなのか紹介します。
大原をおすすめしたいのは次のような受験生です。
・講師の手厚いサポートを受けたい
・自習室を利用したい
大原の中小企業診断士講座は2025年度からコース内容を大幅に変更し、「スマホ・タブレットでスキマ時間に効率的に学習できる」ことを売りにしはじめました。
そのため、大原は「スマホ・タブレットで勉強したい」「スキマ時間を有効活用したい」と考えている人におすすめと言いたいところですが、このような人には大原をおすすめしません。
なぜおすすめしないの?
そのヒントは、「スマホ・タブレットで」「スキマ時間の有効活用」というフレーズにあります。
そうです、スタディングで同じようなフレーズを聞いたことがありますよね。
実は大原とスタディングは似ているところが多く、大原は実績のあるスタディングと比べて劣っている部分がたくさんあります。
そのため、「スマホ・タブレットで勉強したい」「スキマ時間を有効活用したい」と考えている人にはスタディングをおすすめします。
逆に大原が勝っているところはどこなの?
大原の強みを知るために、大原とスタディングを比較してみましょう。
似ているところは赤色、違うところは青色で色分けしています。
料金 | 大原 :1次・2次試験対策は74,800円 スタディング:1次・2次試験対策は5~8万円 |
---|---|
合格メソッド | 大原 :スマホ・タブレットでいつでもどこでもスキマ時間で効率的に学習 スタディング:忙しい社会人がスキマ時間を有効活用して短期間で合格を目指す |
テキスト | 大原 :デジタルテキスト スタディング:オンライン版のPDFテキスト |
過去問・答練 | 大原 :過去問+オリジナルのオンライン問題集 スタディング:過去問+オリジナルのオンライン問題集 |
講師 | 大原 :親身に丁寧に対応してくれると評判 スタディング:安心感があって講義がわかりやすいと評判 |
添削指導 | 大原 :講師による丁寧な添削指導 スタディング:AIによる添削指導 |
サポート体制 | 大原 :スマホを活用した学習サポート/専任講師によるフォロー/自習室 スタディング:AI問題復習・AI実力スコアなどの機能が充実 |
合格実績 | 大原 :非公表 スタディング:令和5年度2次試験合格者数247名 |
大原とスタディングで違うのは「添削指導」「サポート体制」「合格実績」の3項目です。
○添削指導
「講師」による添削か「AI」による添削か
○サポート体制
スマホで利用できる機能:大原<スタディング
講師のフォローなど :大原>スタディング
○合格実績
大原は非公表
スタディングは公表していて、なおかつ合格者数が多い
上記から、大原の「講師による添削指導」「専任講師によるフォロー」「自習室」がスタディングにはない強みであることがわかります。
つまり、大原は
・講師の手厚いサポートを受けたい
・自習室を利用したい
という人におすすめです。
「大原の講師は親身に相談に乗ってくれる」など、評判がとても良いです。
そのため、教室が近くにある人のほうが講師の直接的なサポートを得やすいでしょう。
「自分ひとりで勉強するのは不安」「気軽に相談できる相手がほしい」という人に大原はぴったりです。
よくある質問
【まとめ】大原の中小企業診断士講座は内容が大幅に変更され、実績が未知数!
今回は、大原の中小企業診断士講座の特徴について解説しました。
この記事でわかること
\ 見たい内容をClick! /
大原の中小企業診断士講座は2024年8月に新コース「パススル」を導入し、コース内容を大幅に変更しました。
そのため、現時点では「パススル」に関する評判も実績もほとんどなく、実際にどれほどおすすめなのか未知数です。
大原の新コースを受講するのが不安な方は、そのほかの通信講座を検討してみましょう。
おすすめは、大原の新コースよりも低価格で合格実績が高い「スタディング」です!